【イギリス 離脱】今世紀初の土曜出勤
堂々巡りのイギリス
10月も後半を過ぎ、英国の学校はハーフタイム、そしてブレグジット(EU離脱)も月末の期限がせまり、ニュースはその話で持ちきりです。最近はあまり離脱ニュースも追っていません。話が堂々巡りで興味が薄れました。 今回も多分期限延長になるでしょうね。
今年は以下の繰り返し。。。
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国会合意取れず
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首相に対する不信任投
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脱期限延長
何をもめてるのか
それは北アイルランド問題。アイルランド島(?)は国が2つに分割されていています。北アイルランドは英国(UK)ですが、いわゆるアイルランドは英国(UK)ではありません。イギリス 構成 国は、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドとなっています。以下ご参考まで。
さて、英国がEU離脱したら何が起こるでしょうか?
そう、アイルランドはEU内、北アイルランドはEU外になってしまいますよね。今までEU同士で自由に行き来していた人と流通の関係が突然変わってしまうのです。
そこで、
関所を作るか⇛それは反対
じゃぁどう管理する?
北アイルランドだけ別扱い? そうしたらUKという一体の中に例外を作ることになり、後々ウェールズやスコットランドも何やら言ってくるかもしれない。そしてUKが崩壊するかもしれない。。。懸念
関所を作らず、北アイルランドだけ特別扱いしないでEUを離脱する方法はないか?を議員さんたちは一生懸命考えているのですが、これはかなり難しい問題ですよね。
それなら流通のみでもEUの傘下に入ったらどうだ、という話もありますが、それじゃEU離脱じゃないじゃん?と、揉めるんですよ。
ということで堂々巡りがずーっと続いております。同じ話がグルグルと。
そしてせっかく何らかの合意をEUとしても英国の議員が合意しない。
あ~助けてくれ~。
EU離脱キャンセル
一応、国民投票なくしてEU離脱をキャンセルするというオプションもあるみたいです。でもそんなことしたら国民投票をなんでしたの?国民の意見をを尊重しない訳?という話になります。国民投票から2年経って意見が変わっている人もいるかも知れないけれど、私はいま国民投票しても離脱が勝つような気がしますし、戻ったところでイギリスは肩身がめちゃくちゃ狭い。 EUにとっては迷惑極まりない出戻りちゃん?出てないから出戻りにもならないのか。単なるお騒がせなやつですね。
今世紀初の土曜出勤(外院の緊急審議)
数日前にひとまずジョンソン首相がEUとの合意がなされたということで、それを審議にかけて投票するみたいです。今世紀初の土曜国会らしいです。 皆さん週末出勤お疲れ様(笑)早くこの状態から抜け出すようなんとかして頂戴。
EU合意内容は以下のページでご覧になれます。
今後の国会の動き
BBCの画像をおかりしました。これを見る限り色々な可能性があってまだ長引きそうですね。
Brexit: What happens now? - BBC News
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